愛媛県松野町は、地元の滑床渓谷と、隣接する高知県四万十市の四万十川でのアウトドア体験を組み合わせ、県境の魅力をアピールする初のモニターツアーを１、２の両日、開催している。県も県外の専門家や情報誌取材班を招き、連携して情報発信する。 ツアーは「がっつりアウトドアｉｎ四万十」。四万十流域のツアー商品開発に向け企画した。 県南予地方局は冒険家で作家の九里徳泰さん（４８）＝富山県在住＝や、関西圏をターゲットにした情報誌「Ｍｅｅｔｓ Ｒｅｇｉｏｎａｌ」の取材班を招き、ブログや誌面を通じた誘客向上を狙う。 １日は雨が降りしきる中、松山や大洲などの子どもからお年寄りまで２３人が滑床渓谷でのキャニオニングに参加。取材班のカメラが向けられる中、日本の滝百選に入っている雪輪の滝を天然の滑り台に約４０メートル滑ったり、ロープ１本で高さ約５メートルの絶壁を降りたりし、悲鳴や歓声を渓谷に響かせた。
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