愛媛県四国中央市金田町金川の酒造会社・梅錦山川（山川浩一郎社長）で２６日、今秋仕込んだ新酒の初搾りがあり、関係者が出来栄えを確認した。 杜氏（とうじ）の中村博さん（７０）ら１８人が１０月２０日に蔵入りし、約１カ月間仕込み作業をしてきた。１１月前半の気温が高く、温度管理に苦労したという。 酒蔵に芳香が漂う中、蔵人が搾り機のコックをひねると、澄んだ純米酒の原酒が流れ出た。味を確かめた山川社長は「キレが良くすっきりした酒になった」とうなずいていた。 ２６日に搾った新酒は２７日から一升瓶換算で約２２００本を、県内約９０店を含む約１７０店に出荷する。仕込み作業は来年３月上旬まで続き、計約６１万本の出荷を予定している。（動画撮影・四国中央テレビ）
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