愛媛県今治市喜田村7丁目の済生会今治病院で22日、夜間の地震発生を想定した総合防災訓練があり、市中央消防署員や病院関係者、隣接の老人保健施設職員ら計約100人が防災意識の向上を図った。 訓練では午後8時ごろ、高知沖を震源とするマグニチュード8.5の地震が起き、施設2階浴室で火災が発生したと想定。 地震のアナウンスが流れると、病院と施設の自衛消防隊が119番、患者を避難場所へ誘導し、消火活動に当たった。消防署員は、はしご車を使って屋上に取り残された患者を救助。医師や看護師は、負傷者の治療の優先順位を決めるトリアージを行った。
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