世代を超えた野球の交流イベント「県野球フェスティバル2013」が23日、坊っちゃんスタジアムなどで開かれ、小学生から社会人まで約400人が教室や試合を通して親睦を深めた。 愛媛県内のアマチュア5団体でつくる県野球協議会(小野誠一会長)が2007年から毎年開催。 教室では社会人野球の松山フェニックスと、松山大、愛媛大の硬式野球部の選手が小学生に素振りの仕方をアドバイス。「バットのヘッドを立てて」「ボールが当たる瞬間に力を入れて」など丁寧に教えていた。子どもたちも真剣に話を聞き、フリーバッティングなどで快音を響かせていた。 堀江小5年の芳野廉汰君(11)は「分かりやすかった。いいスイングができるようになった」と手応えを話した。指導した松山フェニックスの西尾朋教内野手(33)も「(児童は)すごく純粋に野球を楽しんでいる。学ぶところがあった」と刺激を受けた様子だった。
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