世界的に注目される「3Dプリンター」の展示実演会が21日、愛媛県松山市久米窪田町の県産業技術研究所で始まった。県内企業の関係者らが参加し、自社への活用について考えた。22日まで。 県などが8月に開いた3Dプリンターのセミナー参加者から「実物が見たい」との要望が多数寄せられたことなどから県が初めて開いた。米国大手製のプリンター1台に3次元データを入力し、樹脂を塗り重ねて立体物を作製。参加者は試作品を見て精度を確かめたり、価格や活用法を熱心に質問したりしていた。 2日間で機械、金属加工、食品加工、住宅販売など58社と、大学教員や団体関係者ら計140人が参加予定。
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