温州ミカンと中晩かんを合わせた愛媛県産かんきつの収穫量が2011年産は25万5565トン(前年比15%増)で、38年連続日本一だったことが21日、農林水産省と県のまとめで分かった。温州ミカンは15万トン(29%増)で和歌山県に次ぐ2位だが、中晩かんは10万5565トン(0.5%増)で和歌山の倍以上あり、合計で上回った。 農水省が12年5月に発表した温州ミカン収穫量統計と、今月20日に公表した特産果樹生産動態等調査のかんきつ収穫量を県が合算した。 和歌山は温州18万1800トン、中晩かん4万6454トンの計22万8254トンで2位。静岡は計13万6433トンで3位だった。 中晩かんの品種別で、全国収穫量千トン以上の27品種のうち愛媛はイヨカン(4万6076トン)、ポンカン(1万1651トン)、清見(7319トン)など8品種で1位だった。
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