愛媛県新居浜市の喜光地商店街振興組合(合田正組合長、35店)は21日までに、老朽化のため、同市喜光地町1丁目の同商店街アーケードの一部を撤去することを決めた。来年1月から工事を始める予定。 撤去するのはT字形アーケード全長約350メートルのうち、南北に延びる約130メートル部分。合田組合長によると、アーケードは1968年から73年ごろにかけて設置されたが、これまで一度も改修せず、近年は天井に穴が開き支柱が朽ちるなど老朽化が著しかった。 南北地区の組合員20人が9月に協議し、全会一致で撤去を決めた。同商店街組合は最盛期に約120店舗が加盟したが、現在は約4分の1に減少。資金が乏しく、設置効果も薄いとして再設置はせず、発光ダイオード(LED)の防犯灯を7基新設し、商店街中央のイベント広場に防犯カメラを取り付ける。
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