愛媛県松山市の環境モデル都市選定記念フォーラムが4日、同市文京町の愛媛大であり、約200人がパネルディスカッションや講演を通じて、今後の取り組みの在り方を考えた。 モデル都市は、国が低炭素社会の実現に向け先駆的に取り組む都市を選定。松山市によると、同市は太陽光発電の世帯普及率の高さや、1人1日当たりのごみ排出量の少なさなどが評価され、3月に認定された。 パネルディスカッションでは同市の遠藤美武副市長が温室効果ガス排出量について「2020年は1990年に比べて18%削減を目指す」と説明。2008年度にモデル都市に選定された高知県檮原町の矢野富夫町長は「市民に自分の生活を見直してもらうことが大切」とし、持続的に取り組む女性リーダー育成の重要性を説いた。
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