愛媛県立図書館(松山市堀之内)と四国がんセンター(同市南梅本町)がタッグを組んだイベント「図書館で“がん”を学ぼう!」が4日、同館であり、市民ら約60人ががんへの理解を深めた。 がんセンターは6月、患者・家族総合支援センター「暖だん」をオープン。開設に当たり、患者や家族のための図書の選択や並べ方などについて、図書館職員が支援したことから連携が始まった。 イベントでは、司書3人がリレー形式で年代別にがんに関する同館の図書を数冊ずつ紹介。小学校高学年向けには東智子さん(47)が「またね」(大谷美和子作・岡田まりゑ画、くもん出版)を取り上げ、登場人物の命や生に対する温かなセリフを朗読した。 県中予保健所の早田亮健康増進課長によるがん予防の講演や、暖だんの谷水正人センター長による活動紹介もあった。
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