道後温泉本館建設120周年の記念イベント「道後オンセナート2014」開催を前に愛媛県松山市は6日、同市道後湯月町の本館東側にある休憩所を「振鷺(しんろ)亭」と命名し、イベントの内容や見どころを案内する窓口を開設した。情報発信拠点として活用する。 市は来年の120周年に向け、約300万円を投じて休憩所を改修した。面積約40平方メートルで、案内窓口には市が運営を委託した「道後アートプロジェクト」のスタッフ5人が交代で常駐する。運営時間は午前9時~午後6時で、繁忙期は午後11時ごろまで開く。 休憩所付近には昭和初期まで、道後湯之町の伊佐庭如矢初代町長が本館とともに造った庭園「振鷺園」があり、園内の茶屋「振鷺亭」にちなんだ。
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