首都圏の子どもに愛媛産かんきつの魅力を伝えようと、愛媛県八幡浜市と伊方町の若手生産者でつくる八西地区青年農業者連絡協議会は５日から７日まで、東京都と埼玉県の小学校８校で出前授業を行い、かんきつの種類や栽培方法などを紹介した。 東京都墨田区立梅若小には７日、会員ら５人が訪問。４年生約６０人を前に、愛媛がかんきつ生産量日本一であること、栽培や流通過程などを説明し、おいしいミカンの選び方として「丸いものよりややつぶれた形、大きいのより小さいのがいい」とアドバイス。児童は１日に収穫できるミカンの個数、糖度など熱心に質問した。 最も喜ばれたのが、ミカンがなった枝での収穫体験。児童は「ミカンを傷めないため、いったん１センチくらい枝を残してミカンを摘んでから、枝を根元近くで切る２度摘みを」と教わり、慎重にはさみを動かした。
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