愛媛県今治市の池内タオル(池内計司社長)は3日、風力発電を積極的に利用している企業や製品を国際的に認証するラベル「WindMade(ウインドメード)」を取得した。世界自然保護基金(WWF)ジャパンによると、日本企業では初めて。自社の全使用電力を風力発電で賄い、要件を満たした。 ウインドメードはWWFなどが2011年10月に設立。認証取得には、使用電力に占める風力発電の割合が25%以上であることが求められる。 池内タオルは02年から国のグリーン電力証書制度を活用し、秋田県の能代風力発電所で発電した電力を購入。オーガニックコットンなどを使用したタオルを生産し、「風で織るタオル」のブランドで販売している。認証取得により環境意識の高さをアピールし、販路拡大を狙う。
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