愛媛県松山市は11日、忽那諸島8漁港の施設利用料の算定でミスがあり、2010年4月~13年3月の徴収額が計264万5000円不足していたと発表した。算定ミスは、定期航路がある中島汽船(同市)の利用料で、市は同社から不足分を徴収することで合意したとしている。 市農林水産課によると、各漁港に定期船を接岸させた際、1総トン当たり1回0.3円の利用料が発生するが、港の利用(接岸)回数ではなく、接岸日数で計算していた。 6カ月ごとに同社が提出する実績報告書を基に同課担当者が利用料を算出、徴収するが、9月に正しい計算方法で算出したところ、前回の請求額よりも大幅に増えたことから発覚した。
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