土小屋周辺、冬の装い　今季初の霧氷

　石鎚山（標高１９８２メートル）登山の出発地点となっている愛媛県久万高原町の土小屋周辺が１２日、今季初めて霧氷に覆われ、白銀の冬景色が登山客に冬の到来を告げた。　近くの宿泊施設「白石ロッジ」によると、１２日朝の気温は氷点下３度。山肌に冷たい北風が吹き付けた影響で、樹木の枝や葉にびっしりと氷が張り付いた。　山頂に続く登山道では、霧氷のトンネルが登山客を出迎えた。訪れた人は写真を撮ったり、足を休めてじっくりと見入ったりしながら、一足早い冬景色を楽しんでいた。