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新たに1%分、大王製紙株買い増し 北越紀州

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 北越紀州製紙(東京、岸本晢夫社長)は12日、同社が筆頭株主の大王製紙(愛媛県四国中央市)の株式を10月から買い進め、新たに約1%分を取得したことを明らかにした。大王が子会社保有の大王株を売却し、北越紀州の議決権ベースの保有割合が低下したことに対抗する狙いがある。 北越紀州は12日付で関東財務局に株式の大量保有報告書を提出。11月5日までに大王の138万6千株を取得し、議決権ベースの保有割合は9月末時点の21.18%から22.34%に上昇した。北越紀州は「2012年8月に筆頭株主になった際の議決権ベースの保有割合22.29%を維持するのが目的」としている。 北越紀州の保有割合は大王が8月に特種東海製紙(静岡県島田市)と資本提携し、大王子会社が所有する大王株387万1千株を特種東海に売却したことから低下した。 大王は14年3月末までに、子会社保有の大王株約595万株を関係強化につながる取引先に売却する計画で、北越紀州の保有割合は再び下がる見通し。

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