一流スポーツ選手を講師に招く日本サッカー協会の「夢の教室」が13日、愛媛県八幡浜市五反田の神山小学校であった。北京五輪競泳の銅メダリストで、スポーツキャスターとして活躍する宮下純一さん(30)が、5年生43人に運動や講義を通じて夢に向かって挑戦する大切さを伝えた。 体育館に運動着姿で登場した宮下さんは、ボール遊びや鬼ごっこで児童と「真剣」勝負。チームで考えた作戦を示し「みんなで意見を出し合いながら協力することが勝利には大事」と説いた。 スーツに着替えた宮下さんは教室で自身の競技人生を講義。水嫌い克服へ5歳で水泳を始めたと話し、苦手でも挑戦してみるよう助言した。中学時代に全国大会で活躍しながら水泳をやめたくなった過去も明かし「夢を持っていれば、壁にぶつかっても乗り越えられる」と熱く語った。
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