四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する集会が3日、国会内で開かれた。愛媛だけでなく高知や山口両県からの出席者も含む約40人が「原発がなくても電力は安定供給できる。再稼働する理由は見当たらない」などと訴えた。 全国50基の原発で伊方が早期再稼働の有力候補とみられていることから、松山市の市民団体「伊方原発をとめる会」が主催。事務局長の草薙順一弁護士は「伊方原発は地震の巣の上に立っている」と危機感を強調し、出席者からも「伊方で事故が起これば瀬戸内海全体に被害が及ぶ」などの意見が出た。
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