中村時広知事は14日、愛媛県庁で定例会見し、12月1日に就任3年を迎えるに当たり県の組織強化や地域経済活性化への実績を列挙、最終年に向け「さらなる飛躍へステップアップしたい」と県政運営への意欲を強調した。 再選出馬には「任期満了ぎりぎりまで公約実現にこだわる。まだ考える余裕がない」と付言。決断時期も明かさず「県民の声を受け止め、最終的に決めたい」と述べた。 公約達成は「半分以上」と振り返り、地方分権や医師不足の解消、社会保障と税の一体改革など国の制度との関わりで「思うようにいかなかった分野もある」と悔やみ、今後も全国知事会などを通し主張を強める考えを示した。
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