生徒に国際感覚を身に付けてもらおうと、愛媛県今治市中日吉町1丁目の日吉中学校(606人)は3日、外国語指導助手(ALT)が常駐し、日常的に英語で会話する「英語ゾーン」を開設した。市教育委員会によると、市内では初の試み。 市内小中学校の英語教育の推進拠点として同校の空き教室を活用し、ALTのオフィスにした。市内にはALTが12人いるが、複数校を掛け持ちしているのが現状。常駐することで、休み時間や放課後に生徒が訪れる機会をつくり、英語でのコミュニケーション能力向上につなげる。 ゾーンの初代担当者で米国ミズーリ州出身のデーモン・ロビンソンさん(23)は「生徒と英語で楽しくしゃべりながら、米国文化についても教えたい」と意気込んでいる。
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