入園者増加や利用者の満足度向上を目指し、愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)の指定管理者である県動物園協会は18日から職員による業績評価を始める。2013年度末までに第1期を終え、2、3年をかけて検討する。 園が連携協力協定を結ぶ松山大キャリア教育連携事業室の指導を受けて実施し、業績評価手法に「バランスト・スコアカード」(BSC)を導入する。 BSCは企業の持つ要素がビジョンや戦略へ与える影響や業績を可視化するのが目的。財務分析による業績評価に、顧客の視点▽業務プロセス(サービスの質や業務内容)▽成長と学習(アイデア、ノウハウ、従業員の意識や能力)―を加え、有形・無形資産や未来への投資を含め、総合的に判断する。 飼育係や獣医師、事務所職員ら14人が二つのグループに分かれて意見を出し合う。
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