愛媛県新居浜市はこのほど、配偶者や恋人から暴力を受けるドメスティックバイオレンス(DV)の被害者を支援する「配偶者暴力相談支援センター」を開設した。窓口を一元化し、相談や緊急時の保護支援、自立に向けた情報提供などを総合的に担う。センターは県には設置義務があるが市町は努力義務で、同センターによると市町の設置は県内初。 運営は同市のNPO法人に委託し、研修を受けた相談員が対応する。弁護士や臨床心理士への相談も可能。市がセンターを設置することで、転居や子どもの転校など、市役所の各課での手続きが必要な際も迅速に対応できる。
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