厳しい雇用環境にある若者の就職を支援する県の「愛媛の若者就職応援事業」の開講式が17日、愛媛県松山市南堀端町のJA愛媛であり、20~37歳の第2期生55人が出席した。10月から来年3月まで、ビジネスマナーやパソコンなどの基礎研修を行った後、県内企業で職場実習に挑戦する。 同事業は国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金を活用し、2012、13年度の2カ年で実施。1期生は45人が研修(今年2~9月)を終え、約6割29人の就職が決まった。 開講式では、事業を受託したイヨテツケーターサービス(松山市)の元屋地裕之社長が「『どうしても就職するんだ』という強い意志が道を開く。一日一日を大切にして仲間とともに成長してほしい」とあいさつした。
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