100円ショップの商品を活用した昆虫や植物の観察グッズ展示会が30日まで、愛媛県久万高原町若山の面河山岳博物館で開かれている。 NPO法人西日本自然史系博物館ネットワークの巡回展。メンバーの学芸員らが研究を充実させようと、工夫して使っている約60点を紹介している。 ピンセットや小型のルーペ、捕まえた生き物などを入れておく食品保存容器など、そのまま使える物に加え、複数の品物を組み合わせた道具を集めた。採集した植物を挟んでおく「野冊(やさつ)」は収納用の金網2枚に新聞を挟み、結束バンドで固定して製作。透明な容器に切り分けたコルクボードを貼り付けた標本箱もある。
↧