地域やコミュニティーの担い手を養成する研修会が10日、愛媛県松山市道後町2丁目の県障害者福祉センターであり、りそな総合研究所の藤原明プロジェクト・フェロー(45)が「行政主導ではなく、『自分たちのまちは自分たちでつくる』のが時代の流れだ」と訴え、協働を実現するノウハウを伝授した。 県ボランティア・市民活動センターが主催し、今回で2回目。まちづくり団体などから約30人が参加した。 藤原氏は、地域の「強み」を活用して課題解決につなげる方法にたどり着いたとし「本当の意味での実需が生まれ、産業の活性化や地域を盛り上げることができる」と主張。各自が本業とする「仕事」の強みを生かして社会に貢献する必要性も説いた。
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