社会福祉士を目指す川崎医療福祉大(岡山県倉敷市)の女子学生4人が、過疎地の暮らしを学ぼうと8月中旬から約1カ月間の日程で、愛媛県今治市玉川地区に住み込み、職場体験に取り組んでいる。地域行事にも積極的に参加、高齢者の多い同地区を活気づけている。 今治市社会福祉協議会玉川支部の地域総合型実習の一環で、島崎義弘支部長(51)と同大教授が知り合いだったことから実現した。医療福祉学部の3年生4人が玉川町桂の空き家で共同生活を送り、過疎地を中心に訪問介護などの実習を行っている。 同支部は今後も学生の住み込み実習を継続していく予定。島崎支部長は「地域行事などに若者が参加することで、過疎地の活性化を図りたい」と意気込んでいる。
↧