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東日本大震災から2年半 松山で追悼式

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 東日本大震災から2年半となる11日、愛媛県松山市石手2丁目の石手寺(加藤俊生住職)で追悼式があり、被災地から県内に避難している人など約15人が震災で亡くなった人々を悼み、復興への祈りをささげた。 福島県南相馬市から伊予市に避難している渡部寛志さん(34)は「東日本大震災で命は奪われなかったが、生活は奪われた。愛媛での生活も2年半がたとうとしているが、頭の中は福島のことでいっぱいという日が続く。亡くなった人の思いを背負いながら自分たちに何ができるか考えなければならない」と振り返った。 福島県双葉町から松山市に避難している沢上幸子さん(38)は9月上旬に愛媛大の学生と福島を訪れたことを報告。「双葉町は物が壊れたままで、時が止まっていたが、草が生えて自然界は動いており、複雑な気持ちになった」と話した。

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