国土交通省松山空港事務所や県警など関係11機関は11日、愛媛県の松山空港で不審者の侵入を想定した訓練を行い、計約30人が緊急時の対応を確認した。 訓練は、出発ロビーに侵入した男が投げたペットボトルから硫化水素が漏れたとの想定で実施。松山西署空港警備派出所の警察官が刺股で取り押さえ、床に転がったペットボトルを県警機動隊の処理班が回収、洗浄する訓練も行った。 同署の石村隆署長は「本来は保安検査場を通り抜けることがあってはならない。全員の力を結集し、止めたい」と話した。
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