反社会勢力による各種不法・不当行為の排除に向けた県行政書士会の対策協議会定例会が9日、愛媛県松山市錦町の県行政書士会館であり、出席した会員ら約20人が暴力団に関する情報を県警と共有した。 県警担当者が暴力団排除の講話をし、契約書に排除条項を盛り込むよう助言。行政対象暴力に関するDVD視聴もあり、対処法について理解を深めた。 矢野浩司会長は「許認可や権利義務の関係書類を作成する上で、暴力団が介在する余地がないとは限らない。2012年12月に設立した対策協議会を活用し、警察と連携して暴力団排除を進めたい」とあいさつ。県警刑事部の中川純市参事官は「暴力団ではないという確約書を取るなど対策を講じ、何かあればまずは相談を」と訴えた。
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